ほかほかしっとり

思ったよりほかほか

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

公務員

そのお金はあげない方がいい。自分で稼げるようにしてあげた方がいいって。作業に対する報酬だということは分かるが、そうだとしたらこれっきりにした方がいいよ。俺が君だったらそうするね。それが彼のためだと思うからね。よそで稼ぐのだって、そこまで大…

M沢K治

自分は宮沢賢治を一冊もまともに読んだことはないけど、本人的にも今の扱いは不本意なんじゃないだろうかと思う。小中高と教科書に載り、私生活においても立派な人みたいな感じで教わるが、果たして本人はそんな風に思われたかったのだろうか。自分はそうは…

今日見た夢

母親が車で崖から落下したらしい。けどまあ、仕方ないよね。だってつい数時間前にも俺が車借りようとしただけであんなに拒絶するんだもん。母親のくせに我が子をあんなに拒絶できるもんかね。でもまあいいよ。今はもうこの世にもいないんだし、わざわざ嫌な…

生きた

今日の午前中は仕事をサボった。朝起きた瞬間にクラッときて倒れたからだ。久しぶりに畳に頬ずりした。理由はなんだかよく分からないけど、午前中でも寝ればよくなるだろうと思って寝た。しかし寝てもそんなによくはならなかった。まあしかし実感がないとい…

No気味No谷

日記は自分は他人から見て痛々しいくらいの方がいいと思う。なぜかは分からない。今そう思う。日記でまで他人の目を意識して、かっこいいかかっこ悪いかの賭けをするよりも、自分に対してかっこつけて自分で後で恥ずかしい方がまだいいように思える。それに…

アウトロー

小学生の高学年か中学生くらいに達したときに少しは周りが見えてくると「自分が尊敬されるような人間ではなく、これからもシビアな評価しか受けない」ことに気がついた。世の中の人間たちは自分のことなんて見てないというがそれは厳密には間違いで、実際に…

オーロラ

うちの周りに山しかないから、地平線とか水平線とか蜃気楼とかいうワードが自然には出てこない。聞くと非現実的で気取った言葉に感じてしまう。大袈裟で安直なキレイなもの、まるでオーロラとかのような表現に思えてしまう。でも実際はさほど大仰な表現とい…

掌に太陽

今日はついに150度まで平気になった。人間の身体というものは実によくできている。こうして訓練することで、耐えられる熱の量は少しずつだが上昇していくのだ。私は来たる刻に備え、最大限の温度で耐えられるように掌を鍛え続け、ついにここまで来た。こうい…

マイヤミ

「人間の闇」だとか「人間の苦悩」「人間の矛盾」みたいなものを描いた作品がたまにありがたがられてるけど、本当にくだらないと思う。そんなものに感情移入するのは自分の人生をしょうもないものだと決めつけることに他ならず、ありもしない傷をわざわざ作…

カルママン

主役が現れれば脇役になれるのに。主役を張れる役者を見たことがない。俺の生活圏内に現れたことがない。自分は諸事情で主役を張るには条件が足りてないけど、主役がいないから仕方なくじたばたしたりしている。主役さえ現れれば心置き無く脇に徹することが…

鋭角

次のコーナーはなんであんなにも鋭角なんだろう。 順当に行けば相似になってるはずだったってのに。 出てきた地中に鳥たちがなんか集まってきている。 こっちの仕事はまだまだこれから大変だってのに。 そもそもどうしてこの畑こんな変な形なんだ。 正方形か…

GO

業というのはすごい概念だと思う。 子供に対して「悪いことをすると来世で悪いことがあるからやめろ」と戒めている事はなんとなく知っていたし、直感的にも分かりやすい。しかし業のメッセージはそれだけではないことに、自分は最近になってようやく気がつい…

書きながら寝たやつ

世の中には生活ができなきゃできないことが多すぎると思う。自分は生活するのが苦手なので、不自由な思いをしている。それでも時代的に仕方ないかなとも思っているけど、そろそろ生活なんて苦手でももっと伸び伸びと暮らしていけてもいいとも思う。何をする…

悪尼尊

アニソンど真ん中という感じのアニソンを聴くと、たまにすごく感銘を受ける。日本人にしか辿り着けなかった音楽の、極端な領域に触れた感じがしてその凄味に感動さえする。アニソンという枠組みを創造し、その中で様々なジャンルから要素を取り入れて構築し…

バランス

おっさんは単純だ。そのおっさんがどんなおっさんかすぐ分かるように出来ている。そのおっさんの単純性の原因は、逆を考えることによってすぐに分かる。複雑なおっさんはみっともないのだ。 葛藤したり、停滞したり、見失ったりするのは遅くても30までしか許…

今日の夢

今日は地元の学校の体育館に地元の皆が集まる日です。僕の家からは僕が代表として体育館に来たんだけど、時間を間違えて二時間も早く来てしまいました。体育館には鍵がかかっていたので、体育館の外で座って待ってたんですが、集合時間の15分前になったらよ…

私の脳みその綿

脳みそは昔は透明で澄んだ水だったと思う。そういう実感は無かったけど、今思い返すとそういう脳みそ像が想起される。今自分の脳みそには目が細かい綿ががっかり詰まっている。これでは水温がさがらず、外からの情報もありのままインプットできない。自分は…

弟の代わりに

今、法事で弟が帰省してきている。兄弟は無駄に沢山いるのだが、仲がいい弟が1人だけいる。その弟に話したことを備忘録しておく。こういうのは本来なら弟が書き留めた方がストーリー性というか訴えかけるものだろうと思うけど、仕方ない。自分の方が覚えてお…

葬式饅頭

俺は共犯者を待っている。厳密に言うと俺が待っているのは首謀者で、俺が共犯者なのだろうか。とにかくそいつの指示を受けて俺は待っている。山のふもとの小さな市営住宅地、老女が1人で暮らす小屋のようなその家の脇の車を停め、首謀者が来るのを待っている…

今日外に出たら雲ひとつなく晴れていて、自分は「バカみたいに晴れているな」と思った。「バカみたい」というのは甚だしいという意味ではなく、空に対して知性の足りない印象を受けたのである。ということは自分にとって空の知性とは雲なのだろうか。そんな…

完全な日記

今日は休みで暇だったので、買っただけで満足していたスタニスワフ・レムの『完全な真空』をちょっとだけ読んだ。完全な真空は「中身が本当になんにもない」という意味合いらしい。内容を見てみると、確かにそういう感じもする。本の中身はすべて、本当は存…

未来のインターネット

なんで人類は知識を全部共有しないんだろう。リアルに考えれば色々な理由が思いつくけど、抜本的に考えるとそういうところが人間はバカだと思う。同じ種族で全ての知識を体系化して分かりやすく共有している宇宙人がいたとしたら、学校とかいうのにお金を払…

創価学会

今日俺は友達の家に遊ぶために彼の暮らす団地へやってきた。彼は海外から引っ越してきたのだが、この団地には友達がたくさんいるらしい。小学校の頃転校してきたんだけど、中学校で新しく知り合った人たちの中にも知り合いが何人かいるらしかった。ある時「…