ほかほかしっとり

思ったよりほかほか

会話の病気

さっき仕事中に自分が親に「◯◯ある?」と尋ねたら「え?なんに使うの?どこ持ってくんだ。あとでやってほしいことあるから、△△やっといて。◻︎◻︎はやんなくていいから。」と言われた。自分は例によってイラッときた。「◯◯ある?」と尋ねられたら、まずはあるかないか答えるのが会話なんじゃないかと、自分は思ってしまう。自分が投げたボールと違う球が返ってくるキャッチボールは、なんだかモヤモヤが残る。そしてそういう人間がなぜか自分の周りには多い。

思えば以前彼女がいたときに、その彼女がすごくそういうタイプだった気がする。そういう人は喧嘩するとき、さらにその性質が酷くなる。「はい」か「いいえ」を求める質問を投げかけたら、まずは「はい」なのか「いいえ」なのか言ってほしい。色々こっちの考えや想いを推し量ってくれるのも殊勝な心がけだとは思うが、会話におけるスッキリ感をまずはほしい。こっちが聞きたいことを聞けないと、モヤモヤはどうしても募ってしまうのだ。

とはいえ自分がそういうことでイライラしてしまうことを完全に正当化するつもりもあまりない。そういう部分に関しては自分は病的な部分があるとは自覚している。なので会話のルールが近い人間にこれからもし出会えたのなら、なんとも言えない感動を味わえそうな気がしないでもない。