ほかほかしっとり

思ったよりほかほか

プリン

ネットを見ていると不倫の話題をよく見かけるが、その頭の悪さはすごいと思う。自分に縁のない世界だからというのもあるけど、すごい馬鹿な世界に見える。いい歳したおじさんおばさんが恋愛で頭が沸騰しちゃっているのは非常に滑稽でみっともない。何か趣味といえるものの1つでもないのだろうか。

自分が大好きなマズローの欲求段階を思い出すとまあ不倫のメカニズムもなんとなく分からないでもないが、承認欲を満足させる為だかより異性として質の高い相手を求めるという衝動は自分からすると昆虫レベルの衝動に見えてしまう。よりよい遺伝子を持ってそうな雰囲気を、より高度に演出している相手を求めたがっているのだろうから、理屈の上では昆虫レベルといって差し支えないとも思える。

不倫と称して頭の悪い享楽に身を置く人たちは世の中の謎を解き明かしたり、自分の中の何かを紐解いたり、逆にそれらをなんらかの形に昇華したり、そういう欲求はどこに置いてきてしまったのだろうか。そう思うと自分は世の中の頭の悪さに絶望感を覚えることを避けられない。この絶望は不倫の素晴らしさを身を呈して教えてくれる人妻が現れるまで払拭されないと思う。