ほかほかしっとり

思ったよりほかほか

成立

自分の身の回りにはこどもの頃から「成立している」事柄がほとんどなかったような気がする。田舎ではありがちなことだと思うが万事が済し崩し的であったり、惰性や妥協の産物だった。

「世の中そんなもんだ」と思う人もいるかもしれないが、それは現状に満足している人だと思う。自分の身の回りのものやことは、なにひとつとして満足はしていない。逆にいえば不満を抱えながら不安定な状態を保っていた。

数式は完成されている。=の左右は同じもので、それなのにその式にはしっかりと意味がある。自分はそういう数式の完璧さに憧れて理系に進んだのかもしれない。今日そんなことを思った。