ほかほかしっとり

思ったよりほかほか

粗製フィクション

これは性差の問題なのだろうか。わからないけど女が元彼とかのことを「◯◯な人だった」って言うのはとにかく信用できない。簡単な例えをいうと怒るような事を言って怒らせたら「クズだった」、弱音を吐いて優しくされたら「優しかった」とか、自分の行動に対する反応でその人を判断しているのを聞くとなんか違うんじゃないかと思ってしまう。

あと自分が見たい一面だけ見て判断するのも違う気がする。現実はフィクションと違うのに、フィクションのような男が存在すると思いたがってる人はそこそこ存在しているような気がする。

まあでも、それは男にもたくさんいたことに気付いた。フィクションに関しては男の方が酷いような気さえする。

安っぽいフィクションは人間をダメにする。これだけ粗製フィクションが氾濫している世の中はなかなかないのではないだろうか。表現者、著者、作者と一般人が中間に収束していっているのだろうか。粗製フィクションが溢れた世界における現実とは一体なんなんだろうか。粗製フィクションにどっぷり浸かり気味の自分にはさっぱり思い出せない。