ほかほかしっとり

思ったよりほかほか

堕落

約束や計画して行動できる人はすごいと思う。いついつまでになになにをしますという約束に、自分は異常なまでのプレッシャーを感じてしまう。責任感が強いといえば聞こえがいいが、プレッシャーに圧しつぶされて頓挫することもしょっちゅうあるのでいい特徴でないことはハッキリしている。

やっている最中がある程度楽しいことじゃないと全ての作業は苦痛でしかないように自分は感じる。たとえば運動部の走り込みなんかは自分のもっとも嫌いだったことだ。「自分は今なにをしているんだろう」「これを続けて一体なにになるんだろう」という憂慮がそれを続けている限り加速度的に増幅して、耐えきれない重圧を自分にかけてしまう。さっきの走り込みの例えで言うと、走る辛さは1、2、3と進み、10で辛くなり始めたとしたら10、11、12、13と増える走る辛さに対して自分の憂慮による重圧は1、2、4、8と倍々で増え、次の16ではもう走ることの辛さを追い抜いてしまうのだ。

そう考えてみると、どちらかというと自分には頭を使い続ける方が向いているのかもしれない。そういえば浪人した時の受験勉強が辛かったという記憶はほとんどない。そんなことも証左になっている気がする。