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ほかほかしっとり

思ったよりほかほか

人生ゲーム

随想

人生には人ごとに強さがあると思う。それはなにかというと、強い方が勝つのである。

人生には人ごとに濃さがあると思う。それは濃い方が生きている自覚がある。

自分は最弱で、最薄だと思う。それは多分弱くあろう、薄くあろうとしてきたからだと思う。

なぜそういうことを思い始めたのかというと、他人の人生が強く、濃く見えるからである。

なぜ弱く、薄くしようとしてきたのかと思うかというと、そっちの方が自然な感じがするからである。なぜそう思い始めたのかというと、強く、濃くあろうとしている人たちが無理しているようにしか見えないからである。

実際どうなのかは知らない。考えようとも思わない。なぜかというと、それが弱く薄く生きる上での一番大切なコツだからである。それはなにかといえば、他人に流されないことである。他人に流されないこととはなにかといえば、他人を納得させようと思わないことである。

自分で(いま可能な限り)客観的にこの文章を見返してどう思うかといえば、現代の雨ニモマケズだと思う。なぜかというと、現代を生きるちょっと反骨的で高尚な心構えという印象を受けたからである。