ほかほかしっとり

思ったよりほかほか

さっきみた夢

子供たちが集まって1人の問題児を路傍の植え込みに埋めている。ここは大通りから少し入った公民館の脇の小道。埋められてるのは自分のことを狼男だといつも言っている暴れん坊の男の子。いつも手を焼いてる小学校の同じクラスの男の子2人と女の子2人で埋めている。見つかったら問題になることはみんな分かっているけど、この問題の一番の被害者は私たちだし大人に言ってもどうせ解決しないから私たちでどうにかする。みんなの共通意識としてそういう雰囲気が漂ってる。狼男の男の子は想像もしなかった非日常にワクワクしていて抵抗する様子もない。苦しくなったら穴から逃げ出せばいいと思っているのだ。土の重さが分かるころには逃げ出せなくなることなんて、今の彼は想像もしないしできないことなのだ。