ほかほかしっとり

思ったよりほかほか

随想

他人事

一年ほど前に隣町のほとんど関わりのない農家の息子が自殺したらしい。その農家はたくさんの外国人をお手伝いに入れてて、大規模にある一種類の花を栽培していたらしい。自分は自殺するつもりも予定もないし、詳しい状況など知らないし、境遇も全然ちがうけ…

猛省

自分はあまり反省をしない。これがまず1つ反省すべき点なのだけど、最近なんとなく反省した方がいい感じがするのが、すぐに人を馬鹿にしたくなることだ。ほんのちょっとした揚げ足でもとって、どんどんそこから話を広げていきたい。可能なことならそれを本…

SNSひょう

SNSの使い方も男性性、女性性というのは表出していると思う。自分が登録しがちなSNSに限った話かもしれないけど、最近特によく感じる。 まず自分の思う男性性は、1.カッコつけたがる。2.もしあまりカッコ良くない事実があるならその言い訳をグダグダと言う。…

すぽこん

スポーツマンへのコンプレックスはどうしたら解消されるのだろうか。これはおそらく自分の人生のテーマの1つなんだろうけど、正直こんなテーマはかっこう悪くて嫌だ。 自分が最初に習っていたサッカーは友達関係が上手く行かず辞めたが、正直そもそも向いて…

音楽料亭

最近他人を載せて運転させられることがよくある。どうやら自分の役割になったようだ。自分は安全運転至上主義という名の小心者なので、運転についてはいつも通りやっておけばまず問題ないことは分かっている。しかし一人で運転してる時と一緒だと少し違和感…

防草シート

今日は父が不在だったので、祖母に「何か手伝ってほしいことはないか」と聞いてみた。そしたら父が午前中に作業していた畑へ連れて行かれ、ここを手伝ってほしいと言われた。確かに少し草が生えていたので、自分は熱中症になりそうだと危惧しながらも草取り…

生命力

田舎におけるお盆というのは日頃あまり会うことのない親戚に会う機会に恵まれている。そしてこの少子高齢化のご時勢、そういう親戚は大抵死にかけているか、既に死んでいる。 死にかけの人間と接触すると、死にかけているとはいえただ死にかけているだけじゃ…

落下の王国

自分が20余年で形成してきた人間性は大半もうこの日記に書き留め終わったと思っていたが、1つ忘れていたことがあった。自分は落ちている物が好きだ。多分小学生くらいの頃から落ちている物が好きだったと思う。店に置いてあっても着目したりしないような物…

自分は子供の頃から「今、何を感じるべきなのか」ということが頭の中で問題になりがちな人間だったと思う。世に言う「物心がついた」瞬間に考えていたことがそれなんじゃないかともなんとなく思う。 たとえば我慢できるレベルで痛いことが身に起きたとき、そ…

回避依存性

自分は回避依存性らしい。ネットで回避依存性というワードを見かけて気になり検索にかけたら、自分の特徴が羅列されていた。初めて見る病名を検索して「これは自分のことだ」と思ったことは何度となくあるが、これは今までで一番自分だと思う。色々な弊害が…

嗜好性

ありのままの現実の面白くなさというのは筆舌に尽くせないと思う。「現実を避けて避けて生きてきた自分が言えたことではない」と、もっともな事を思ったりもするが、それにしたってつまらなすぎると思う。それだけに現代人には「真実が分からない状態の方が…

壊れかけのラジオCM

ラジオを聴きながら作業をすることがよくある。ラジオを毎日繰り返し聞いていると、その日その日の内容よりも、合間の広告の内容の方が記憶に残っていく。それに比例して、最初は聞き流していたような細かいところが気になってくる。一度気になるとそのCMが…

M沢K治

自分は宮沢賢治を一冊もまともに読んだことはないけど、本人的にも今の扱いは不本意なんじゃないだろうかと思う。小中高と教科書に載り、私生活においても立派な人みたいな感じで教わるが、果たして本人はそんな風に思われたかったのだろうか。自分はそうは…

生きた

今日の午前中は仕事をサボった。朝起きた瞬間にクラッときて倒れたからだ。久しぶりに畳に頬ずりした。理由はなんだかよく分からないけど、午前中でも寝ればよくなるだろうと思って寝た。しかし寝てもそんなによくはならなかった。まあしかし実感がないとい…

マイヤミ

「人間の闇」だとか「人間の苦悩」「人間の矛盾」みたいなものを描いた作品がたまにありがたがられてるけど、本当にくだらないと思う。そんなものに感情移入するのは自分の人生をしょうもないものだと決めつけることに他ならず、ありもしない傷をわざわざ作…

GO

業というのはすごい概念だと思う。 子供に対して「悪いことをすると来世で悪いことがあるからやめろ」と戒めている事はなんとなく知っていたし、直感的にも分かりやすい。しかし業のメッセージはそれだけではないことに、自分は最近になってようやく気がつい…

悪尼尊

アニソンど真ん中という感じのアニソンを聴くと、たまにすごく感銘を受ける。日本人にしか辿り着けなかった音楽の、極端な領域に触れた感じがしてその凄味に感動さえする。アニソンという枠組みを創造し、その中で様々なジャンルから要素を取り入れて構築し…

アンパン

今日は寝坊した。 自分は休憩の時のお茶の道具も運搬する係なので、急いで仕事場に持って行ったのだけど、だれもいなかった。自分は仕方なくお茶の道具を持って家に帰った。 ばあちゃんが用意したお茶道具のセットの中身を見ると、アンパンがたくさん入って…

バカな高校生の自分とバカな今の自分

今日畑から、国道沿いを自転車で行く高校生の群れを見て、「あの頃の俺が心うたれた言葉や考え方や詩みたいなものは、今の俺が見ても何も感じないんだろうな」と思った。今の自分の思想を形作る一助になったもののはずなのに、なんでこんなにも確信を持って…

Gallows Laugh

さっきテレフォン人生相談を聞いていて知ったのだが「絞首台の笑い」という言葉があるらしい。自分の人生の悲しさから目を逸らして笑うようなことを言うらしい。 ニュアンス的に良くないこと扱いだったので、要するに絞首台で笑うことは人間的に不自然で良く…

人生ゲーム

人生には人ごとに強さがあると思う。それはなにかというと、強い方が勝つのである。 人生には人ごとに濃さがあると思う。それは濃い方が生きている自覚がある。 自分は最弱で、最薄だと思う。それは多分弱くあろう、薄くあろうとしてきたからだと思う。 なぜ…

陳腐

雪の中、人が全く通ってないから雪が踏み固められてもないような歩道で棒立ちして空を見上げている老人がいた。自分の祖父も死ぬ2年前くらいからはそんなような雰囲気だったので、似たものを感じた。老人は手ぶらだったが、身なりからして浮浪者のような感じ…

似た錯覚

俺は自分がいろんな錯覚をしながら生きていることにようやく気がついた。自分が錯覚をしていないという錯覚から解き放たれた。錯覚は能動的で、得てして都合がよく、一生錯覚だと思わなければ錯覚ですらない。錯覚だと言ってしまえばなんでも錯覚だと言える…

贅沢

「贅沢を言えば」という言い回しがある。普段はある程度で満足しているが、欲を言えば…という意味だと思う。贅沢は持続性をもつ場合と、刹那的な場合があると思う。持続性のある贅沢というのは、想像しにくいものだと思う。なぜかというと、贅沢な暮らしをし…

快楽のリスク

コーヒーを飲みたくなる衝動は突然だ。眠い時よりもむしろ目が覚めてノリノリの時に飲みたくなるような気もする。したがって深夜にコーヒーが飲みたくなることもしばしばある。しかし深夜のコーヒーは背徳感を伴うものだ。明日までに仕上げなければいけない…

道圧

自分はあてもないドライブをちょくちょくするのだが、同じ道はなるべく通りたくはない。短期間に何度も通れば通るほど、その道は摩擦力で熱くなり、通っている時に不快感を伴うことになる。通勤通学など、仕方なく何度も通る場合は乗り越えるべき困難として…

みかなみ2

山に対する信仰心についてはルネドーマルの類推の山を読んだことが裏付けになっている。類推の山を元に作られた映画がアレハンドロ・ホドロフスキーのホーリーマウンテンであり、類推の山の帯には澁澤龍彦のコメントも載っていた。どちらも古今東西でも数少…

みかなみ

皆神山は自分の大好きな山だ。皆神山は周囲の山より低いのに、遠くから見ても異彩を放つ台形の山である。昔から現地の人のみにとどまらない勢いで信仰を集めていたようだ。当然のごとく皆神山には皆神神社があるのだ。 信仰を集めるには、信仰を集め続ける偶…

詭弁の値段

使わなくてもいいようなお金を浪費することは、一般的に贅沢といわれる。では使わなくてもいいような時間を使うことは、果たして贅沢なのだろうか。 時間はお金では買えない。なんて、ありきたりな言葉で耳にすることも多い。そんな時間を無為に浪費すること…

呼ぶ声

久しぶりに腰にくる仕事をした。少しは社会復帰のリハビリになっただろうか。汗をかきながら田んぼの真ん中でよっこらよっこらやっていた。 普段はそんな作業なんてしないので、1時間動いたら10分は休憩しないとやっていられない。休憩といっても「ゆっくり…