ほかほかしっとり

思ったよりほかほか

ラブモメント

「げんさん、ちょっと話、いいかな」 この男から話しかけてくるなんてどういうことだろうか。まさかメンタルの相談ではなかろう。私はめんくらった。 この男とは、衝突を未然に防ぎあってる関係だと私は認識している。同じ穴の狢であることは否定のしようが…

力試し

社会に幸福を見出すことができる人間は馬鹿だから、見出せなくて個人の快適さを追求する人間を馬鹿にして迫害しようとしてしまう。 考えてみれば迫害とかいう言葉自体、社会とかいう共同体がもつ特権であり、特権を持った人間がそれを行使したくなるのも動物…

僕のインターネット

僕がインターネットに1番入り浸ってた頃は、コロナでみんなが弱ってる今のように周りのみんなに覇気がなかった。いつからか現実で戦って勝てない会社戦士が鬱屈した情念をぶつける場になってしまっていたが、最近昔に戻ってきているような気がして僕は嬉しい…

Moth

母上のヒステリーがどうやら集大成を迎えようとしている。言うまでもなくそれは悲劇だが、それを未然に防いでしまうことほどの親不孝はないのではないだろうか。 思い起こせば母上は定期的に、常人ではなかなか見ないくらいの激昂を見せていた。それらの伏線…

落伍

僕は今川原にいるのだが、見るからに浮浪者のおっさんが僕の車の近くにいて帰りたくても帰れない状況にある。おっさんは何をするでもなく揺れている。よく見るとそれほど高齢ではないように見える。早くどいてくれないだろうか。 「おい。にいちゃん俺のこと…

地下熊

地下道にクマが住んでいた。 彼か彼女か知らないが、そのクマは2代目だ。 産まれる前まではお母さんがその場所に住んでいて、少しの間一緒に暮らし、1人になり、人を襲って駆除された。 こういう言い方で正しいのかは分からないが、お母さんクマは物乞いをし…

ハネ

プレゼントのアクセサリーが話題になっていて、婚活という戦いの世界の存在を知った。地獄の様相だった。それとはほとんど関係ないんだが、なんとなくこんなことを思い出した。 自分が中学生くらいの頃のSNSは黎明期も黎明期でまとまりがなかった。それでも…

うんち

置き土産のように「あがる時ににお疲れ様」じゃなくて「お疲れ様でした」と言え」というクソ説教を食らった。しょうもない主婦に言われたけど、「社会人として」らしい。 こんな仕事でこんな給料で、なんでそんなことを言い出せるのか不思議だ。社会人として…

懲罰欲

人間には懲罰欲があるんじゃないだろうか。七つの大罪みたいな言葉があるが、あれの下位あたりに存在する気がする。言葉のままだが、誤った人間に罰を課したい欲求だ。 七つの大罪で言うと傲慢が近いのだろうか?誤った物を裁き、罰を課しているとき、人間は…

奴隷倫理

個人的に奴隷は機械に近づくべきだと思うが、世論は逆なのかもしれない。職業倫理、共助の精神を大切にするのが奴隷倫理らしい。休憩時間にやらなくていい仕事を"前向き"にしている人がいる場合、ほかの従業員もそれを助けにいくのが適切な奴隷の姿だそうだ…

フィクサー

でもAさんはすごいなと思う。 Aさんは少し偉いBさんがいないときによくBさんの悪口を言っている。しかし今回Bさんに対して俺の愚痴を言い、Bさんを俺にけしかけてきたのもAさんだ。うっすらではあるが、女であることも活かしてるような気がする。こういう人…

人人人皿毒

自分の性に悩む人間への怒り。実際怒りと言うと大袈裟な気がするが、あえて怒りとする。この怒りは自分に直接的な害がない存在に対する怒りであり、不合理なものだと思う。おそらく「そんなことに頭悩ませてられるなんて……」といつ嫉妬も含まれている。これ…

じえんだ

女が自分の性についてじっくり考えがちなのが嫌いすぎる。そんなもんどうだっていいだろ。 「胸いらない」「子宮いらない」「バイかもしれない」「性自認が〜……」とか、きつい。「生理いらない」は、分かる。大変そう。 しかし責任の一端は確かに男の側にも…

理不死

最近は昔と違って理不尽な死がほしい。昔は死に様くらい自分で選びたいと思っていた。今は理不尽に死にたい。スカッとしそうだ。 久しぶりに女が抱けそうな機会に赴く道中で脇から止マレを無視して突っ込んできた老人の車(時速100km/h)にぐちゃぐちゃにされ…

100姓2

怒りか昂りか分からないが興奮がおさまらない。4人がかり、口裏合わせてたのに論破できない馬鹿が上に立っているが、無駄に長く生きてきたので世の中がそんな感じだということはよくよく理解している。生き辛い。やばいとは思う。自分も、こんなこといい歳し…

100姓

馬鹿な百姓は「仕事中に座るな」と言いがちで辟易する。20秒ほど座っただけで袋叩きにされた。効率がどうのとか支離滅裂な説教をしてきたので論破したら「嫌なら辞めてもらってもいい」をいただき、心の中でガッツポーズをした。嫌?誰もそんな話はしていな…

おこ

おじさん構文がちょっと前に流行った。最近の流行の消費スピードはえげつなくてもう古いように感じる。誰もが見たことあるようなおじさん文章を上手いこと抽出した人はすごいと思う。しかし最近、それを真似して滑ってる事案がちらほら見られる。 最初に言っ…

ぽきし

世の中にはちんぽ騎士と呼ばれる人たちがいる。彼らはなぜ気色悪いのだろうか。 彼らは可能な限り女性の目線に立とうとすることにより、凡百の野卑な男たちと一線を画そうとする。まずその姿勢が気持ち悪い。あいつらは男だから女の目線には立てない。まあ、…

The Media

メディアの質が低すぎて怖い。言いっぱなしが基本になってるから思想偏りまくってるし、気になる見出しを見つけても中身を読んでみるとガッカリ、ということが多すぎる。むしろそれが100%のような気すらする。本当にあまりにも低い。名前出して記事書いてる…

麺減

死にたがってる人間あまりにも多すぎだから生きるの上手い人たちはいい加減生き方みんなに教えたほうがいいと思う。コロナのせいかもわからないけどさすがに多すぎ。女が多い気がするし女性の自殺率が急増してるみたいなニュースも見たけど、男は黙って死ん…

見えない

人間があるモードからあるモードに切り替わった時、切り替わったことを表明してほしい。でも現実では切り替わってすぐに本人が気付くことは稀だろうし、万が一気付いたとしても必ずしも身近な他者に打ち明けるとは限らない。 それにややこしいことに予兆とい…

非合

僕は非合理には非合理で対応する。無意識的な非合理には純粋な虚無のみがあるが、意識的非合理には理念がある。だからいいと思うんだけど、他人からしたら意識してんなら合理的に動けって言われがち。 できる方ができない方の分までやらなきゃいけない。でき…

所感

小さい頃から自己責任論を全身に浴びながら生きさせられてきた。それなら大麻やLSDくらいは合法にするべきだと思う。 自己責任論、要するに「お前が不幸になってもそれはお前のせいだからな。こっちのせいにしてくれるなよ」という、大人が子供に対する責任…

sage人

私の生物的な性別は女性ですが、私自身そのことにモヤモヤしたものを感じ続けていました。10代の頃は男性とお付き合いしてみたり女性とお付き合いしていた時期もあったりしたのですがモヤモヤはなかなか晴れず、20代半ばに独り身なったとき「私はこのまま独…

アビリティ

「この街の人間は空っぽな大人ばかりだ……」「おい」「へ?だれ?」「街でくくるな。そうなると俺も入ってくるから。俺に対する悪口は全部察知できる能力持ってるから。十把一絡げにされて空っぽって言われたらまあまあ傷付くから。気をつけて」「はあ……」

満足しない女

ネットの女たちがなぜ病んでるアピールをするのかが分からなかったがさっき分かった。 病んでるアピールは往々にして「それなりに幸せな生活ができている」こととセットで行われることに気がついたのだ。 要するに「私はこの程度の水準に達することはできて…

おえつ

人間が人間を裁くシステムが分からない。法律があればまだマシ、打算的な他意があればそれでもマシ。分からないのが「あの子は一生懸命頑張ってるから」みたいな道徳的優劣の主観的な判断によって贔屓したりしなかったりするやつだ。お前はそいつの何を知っ…

義務

わはは、わはは。 死にたいが、社会的義務を全部果たしてきたぞ俺は。何がしたいのだろう。要約すると、お金を払い、お金を払い、お金を払ってきた。払わないと咎められるやつだ。払いに行く前は死にたくて、払い終えた今も死にたい。ちなみにこの死にたさと…

シュレディンガーのたこ

初めてタコをら見たとき、その存在を見たくなかった。関西人のコントなら目を逸らしながらタコを押し退けて「もうええって」「もうええから」と言った事だろう。タコが実在するかしないかフンワリした世界で生きていたかった。自分にはそういうところが今で…

なぞのゆめ

ちょうどだったらしく、渡しの役目を引き継いだ。否応なしだ。非常に憂鬱だ。細かいルールに疑問を抱いている暇もないが、疑問を抱けばおかしいことだらけだと思う。しかしそんなことはどうでもよくて、とりあえず早く次に引き継ぎたい。 敢えて言うならおか…